急性骨髄性白血病で人生初の入院〜移植〜再発闘病日記

44歳まで入院経験のなかった私の、急性骨髄性白血病闘病記

いよいよ、治療開始!ー入院3日目ー

今日から予定通りの抗がん剤治療がはじまりました。

今回私が行うのは、急性骨髄性白血病の初回に行われる寛解導入療法」
「骨髄中に存在する白血病細胞が全体の5%未満の状態」にもっていくもので、これはタイプとかによって違うのかもしれませんが、私の場合は「Ara-C/IDA療法」

イダマイシン(イダルビシン)とキロサイド(シタラビン)という抗がん剤を今回投与します。

昨日のうちにゆったり愉快に投与できるよう、PCにPrime videoでウマ娘の続きをDLしておき、合間にストリーミングのTverで「有吉の壁」を見ることにしました。

 

昨夜は首のカテーテルに少しは慣れてきたのか、初日よりも眠れました。

朝食前まで寝て、朝一の体重測定をして、9時のシャワー予約をしてからごはん。
食後一息ついたらすぐシャワーの時間で、サッパリしたら、はじめてのコインランドリー。

そうこうしてたら、ぼちぼち投与の準備がはじまりました。

胸に心拍のモニタを貼り、指には酸素飽和度を図るやつを装着。
吐き気止めの薬を点滴で入れました。

その頃主治医のA先生がきてくれたので、

「あ、今ちょうどよーく効く吐き気止めを入れてもらってます!」

って、薬の効果を聞くと効きやすい自分にもいうように。

その後またしばらく雑談をしてから…

 

予定の11時より30分ほど遅れてやってきました…

抗がん剤はだいたい強烈な色と聞いていましたが、私のはオレンジでした。
オレンジ色のはイダマイシン、こちらは30分ですぐに終わるもので(明日明後日も30分ずつ)、キロサイドはこれから7日間24時間ずっとです。

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スタンバイしていた動画を見ながら、重装備の看護師さんに投与してもらいます。
主治医が投与するのかと思ったら、被爆するとかいうほどの薬なのに看護師さんが投与するのは意外でした。

結局初日なのに、先生投与後一度も様子見にきてくれないしw

 

まあでも、朝からいろいろと忙しくして笑いながらやってもらったせいもあるのか、今のところ大きな体調の変化はなく。

14時のラジオ体操、その後昨日お話させてもらった方とまた立ち話。
途中から看護助手の男子大学生も加わり1時間ほど話していたら、抗がん剤用の輸液ポンプの充電切れでセンサーが鳴ってしまうというw

投与開始がランチの直前ということもあり、お昼は半分くらいにしていたから軽く口さみしさを感じ、午後はゆっくり動画を見ながら、持参したお菓子に手をつけることもできました。

 

まだまだ始まったばかりですが、初日をこんな風に過ごせたら幸先がいいなあと思います。

年齢は若いに越したことはないけど、基礎体力とかも抗がん剤に影響あるのかな?
ここ数年はジムはいかなくなったけど、ヨガとかジョギングとかはかろうじて続けていたし、同年代平均よりは体力や筋力はあるんじゃないかなと思っているので…

 

夜は楽しみにしていた「ヒレカツ」。

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初日の夕飯以来の完食でした!