急性骨髄性白血病で人生初の入院〜移植〜再発闘病日記

44歳まで入院経験のなかった私の、急性骨髄性白血病闘病記

移植前処置3日目・放射線全身照射 ー入院③-10日目(通算87日目)ー

今、3日目夕方・最後の放射線照射を終えて戻ってきました。
昨日の夕方の回から少しうとうとできるようになっていて、最後は入ってきた技師さんの声ではっとしましたw

体調は今のところ大きく問題はありませんが、昨日も少し書いた食欲不振がやはり気になります。

ちょうど今朝見逃し配信でマックのランキング番組を見てたんです。
『マックだったら全然食べられるわ~』と、目の前のすすまない病院食を見ながら思いました。

ってことは、まだ身体的に完全に受け付けなくなっているわけでなく、すこーしだけ気分や食欲に影響があって、そこに病院食だとやはりそそらないので食べない…
これで、食べないとどんどん食って細くなると思うんですよね。

一回目の入院で禁食明けになかなか食べる量が戻らなかったので、食べ物を見て食べる気があるうちはなるべくどうにか食べたい。

で、この無菌室にいる移植患者は全員ではありませんが、基本的に栄養素的に制限はないわけです。
で、今は胃腸を動かすためにも、筋力を落とさないためにも、食べることが大事。

「食べられるものはなんでもいいので食べましょう」

とよく言われます。

だとしたら、もう少し食欲をそそる方への工夫も必要じゃないのかと…今日これ、看護師さんや理学療法士さん、先生みんなに熱弁しました。

そうしたら、理学療法士さんがいいこと?を教えてくれました。
以前小児白血病のお子さんのブログを見てたときラーメンとか食べてるなーと思ってたら、当病院にもそういうものが「セレクト食」としてあり、こども限定というわけでもないそうで。

詳細を栄養士さんに聞いたら、この食事は一部院内で作りますが、私のように移植の前処置を始めた以降は「低免疫食」となっていて、生ものが他のものと置き換わったり、より無菌状態で調理されたりしているそうなので、このセレクト食も一部は院内で調理しますが大半は冷食などだそうで、冷食なら簡単そうじゃんと思うけど、自由に選べるだけに、数人でもかぶると大変とかもあるからか、どうやら栄養士チームとしてはあまり推奨してないっぽくて💦

でもそこはがんばってほしいなー…ここの病院は多いほうだと思いますが、移植するのは月に4~5人程度。

私は食べられないときのために、ウイダーインゼリーを30個程度と、お菓子も個包装じゃなきゃいけないので、4連とかの小袋のスナックを3~4種類は持ってきましたが、スナックなんて今から手つけたら1ヶ月もちません。

ただでさえ食べられなくなりがちなのに、院内のコンビニにもいけず、面会も禁止だと気楽に食べ物を持ってきてもらうこともできない。

それでも元気になるために食べることが大事であれば、せめて今あるこの「セレクト食」をもうちょっとアピールするべきだと思うんですよね。

前回もそうでしたが、抗がん剤でも食べにくくなる人がいるのでそういう人むけの別の献立は割と早めに紹介してくれるんです。

私も初回の入院時は一時食べていましたが、麺類が多かったりお茶漬けとかがあるのでさらっと入りやすいというのはいいのですが、レパートリーが少ないことと、副菜がイマイチなので、麺やパンなどの主食ばかり食べている感じ。

何も食べないよりはいいでしょうが、炭水化物だけでは結局栄養のバランスとれてないし、だったら冷食でもセレクト食のほうがたんぱく質や脂質もとれそうな気がします。

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とりあえず、最短でも明後日からしか変えられないのと、今夜はヒレカツでいつもなら割と食べられる献立なので、明日の昼まで様子をみてやはり食がすすまないようであれば試してみようと思います!