急性骨髄性白血病で人生初の入院〜移植〜再発闘病日記

44歳まで入院経験のなかった私の、急性骨髄性白血病闘病記

今日は「前向きに」ー入院39日目ー

こんにちは。

昨日のH先生とのお話のあと、一応移植の場合を考えて合う型の人がどれくらいいるかを調べておくということで…この型がHLA型というものだそうですが、簡単に言うと、一般的に言う血液型は赤血球の型らしいんですね。

で、HLAは白血球の型。

HLAとは?|造血幹細胞移植情報サービス|日本赤十字社

自費で25,000円かかり、移植をした場合はお金が返ってくるけど、しなかった場合は返ってこないのだそう。
そういうものを調べるってことはやっぱり現実的なのかなあ…と思っていました。

さて、そのための採血を今朝もしたので2日連続の血液検査。
最低限の情報はついでに?出てきて、今日はM先生がきてくれました。
あまり普段こられないですが、M先生も移植の専門だと昨日H先生が言っていました。

 

(左から、今朝←8/18←8/16←入院前)

白血球         1.0 ←  0.9 ← 0.8  ← 14.8(基準値3.3-8.6)
赤血球      2.35 ← 2.54 ← 2.56 ← 4.34(基準値3.86-4.92)
ヘモグロビン      6.9 ←  7.3 ← 7.5  ←  2.3(基準値11.6-14.8)
血小板    28.8 ←  27.3 ← 20.2  ← 9.3(基準値15.8-34.8)

今日もあがり幅は0.1ですが、いつもの一日おきではなく一日で0.1あがったし、やっと最初の目標の整数までたどりつきました。

昨日のH先生の感触は0.1ずつは遅い、M先生はゆっくりだけどあがってるし寛解だしね」と言って、「ゆっくりでも回復するよ」という感じの言い方でした。
ちらっと「来週くらいには退院できるかなと思ってるんだけど」というような言葉も聞こえました。

この前書いたように、実際は白血球が2.0までは上がらないと寛解の条件がそろわないのですが、現状白血病細胞がいないことで「寛解」という言葉が出たのだと思います。

M先生もH先生も見込みですが、M先生のほうが少し前向きな見込みをしているみたい。
それを聞いて私も「前向きに考えて待つようにします」と言ったら、

「かなり前向きに考えてもらっていいと思いますよ」

とのこと。

移植についても「まあ、相談だね~」ということで、これは「ないかも」ということではないと思うけど、今のところは移植の覚悟もどこかでしつつ、まだあまり考えすぎないようにしないといけないなと思います。

とはいいながら、日々の先生の回診での話で一喜一憂してしまいますね…。