急性骨髄性白血病で人生初の入院〜闘病日記

44歳まで入院経験のなかった私の、急性骨髄性白血病闘病記

2回目・治療開始前マルクとがんばる力ー入院2日目ー

昨夜は人生初の病院泊。

部屋は個室で快適だし(大部屋空き待ち)、不安とかで眠れないという感じはさほどなかったのだけど、やはり予想通り、看護師さんが定期的にきてくれると起きてしまう…
(でも、もちろん様子を見てくれるのはとてもありがたく安心です)

2~3時くらいは熟睡したっぽくて、何度かは気づかなかったことがあったみたいですが、Apple watchによると実質の睡眠時間は5時間程度だったみたいです。
あと、0時から毎回お小水の量をカップではかって記録という任務が始まりました。

そんな初夜が明け、入院2日目、今日の午前中までは予定が結構立て込んでいました。

8:00 朝食
9:00 胸部レントゲン(静脈カテーテルを確認)
9:30 シャワー

そして、8日ぶりのマルク(骨髄穿刺)…

初回の外来のとき、A先生がやってくださったときが想像していたものにくらべて痛みがかなり少なかったので「今後やるとしてもA先生でお願いします!」って言ってたくらいなのに、いざ入院すると主治医ではあるA先生、そばで見ていてもやってくれない…
たぶん新人だか、他科からの研修と思われるK先生がやると。

まあ、大学病院なので私から採取したものを研究や教育に使うというのはいいけど、痛いのはやだなあ…
でもそのK先生、昨日の静脈カテーテル挿入もやってくださりそれは思ったほど痛くなかったので大丈夫かなと思いましたが…

うーん…今日のマルクはやはり、A先生にくらべてしまうと明らかに時間がかかり、痛みもあった。
激痛ではないけど、いやな痛みがいつまでも続く。
A先生のときは、麻酔がきいたあとは押されてる感じとかはあっても痛み的なものはほぼ感じなかったから…

A先生も冗談ぽく(私がほかの先生がやるといわれれて「えー」と言ったときに)「一度くらいK先生ためしてみてもいいじゃないですかw」と言っていたので、次A先生だけのときに「やっぱりマルクはA先生でお願いします!」と言おうと思いました。

さて、そのあと…割とネットで見るとマルクのあとは安静にすると書いてあるのですが、私の場合は外来のときもすぐ帰ってOKだったし、今日も15分くらい安静とかいいながら、結局腰かけてA先生とお話していました。

そこで、話の流れで…
抗がん剤だけで終わるかなと思っていた治療に、移植の可能性があることを知りました。

染色体検査とか、数週間かかる検査の結果がまだで、それが出ないと病状の全貌も治療方針も確定しないことはわかっていましたが…
やはりまた少しショックを受けて、先生には露骨にはわからないようにしましたが、実は立って病室まで歩いている間、目の前がくらくらしてちょっとやばかったです。
すぐベッドに横になったら治りましたけど。

ということで、そのちょっとあとの昼食はあまりのどを通らず…
でもスイカが結構多めについてきておかげで全体としては半分ちょっとは食べられたかな。
そのあと少し一人で考えて、落ち着いて、一通り今日の予定は終わったので、いろいろ励ましのメッセージをいただいていた方たちとやりとり。

抗がん剤や移植じゃなくても、気持ち悪かったりすごく痛い治療はたくさんある。
そういうのを経験してる人はたくさんいる。
病はちがえど、いろんな人が自分や大切な人の経験を聞かせてくれるのも、とても励みになるって改めて思いました。

またその頃、ちょうど病院も一時停電になるほどの雷雨だったのに、友人がお守りを届けてくれて…それ以外もたくさんの応援があるからがんばれる。

私って、本当に今まで心身共に苦しい思いをほとんどしてこなかった。
今はじめて「明けない夜はない」っていうもんな、そう思ってやるしかないなって思っています。

そして、14時前に「ナースステーション前でラジオ体操を行います」という放送があり、少しでも動けるうちにと参加。

数回お見掛けした、年齢の近そうな女性もいて、お話したかったんですが、タイミングを逃し…
夕方ちょっと廊下を歩きに出たらちょうどいらしたので話しかけてみました。

そこで、この病棟は血液腫瘍内科だけじゃないということを知り、その方は同じ病気ではなかったのですが、私も聞いたことのある難病でした。

どうやら山は越えられたようで、見た目はとてもお元気そうですが1か月以上の入院になっているとか。

10分くらいかな、突然の立ち話にも関わらずいろいろとお話させてもらって、さらに元気が出てきました。

コロナ禍でも「会って話すことができない」という状況はありました。
でも正直私は、どちらかというとデジタル派だから?あとは、家族の介護などがあったせいもあるのか、あまり「会えない」ことへの不満やつらさはありませんでした。

でも、今日その方と話していて「やっぱりこうして顔を合わせて話すって大事ですね」と言っている自分がいました。

シャバから離れてまだたった1日ですが、こういう状況になるとやはり平穏なときには気づかないことに気づくんですね。

さあ、私の戦いはこれから!