看護師さんのやさしさと診断までの経緯② ー入院23日目ー
こんにちは。
今日もおなかの調子はかなりいい感じになってきているのですが、やはり今日は血液検査のない日なので、白血球の数値も見れないから特に動きなし。
明日の朝の数字次第で、早くて夕飯からおかゆでも出てくるのかなあ。
食事が戻らなければ、退院なんてその先だしというのもあるので、そろそろ開始したい気持ちと、完全禁食になって今日で8日目、その前1週間くらいもロクに食べられていなかったので、食事を戻すことで父のように別の不具合がでたりなども心配といえば心配…
でもそのへんは、昨日から先生に「飲むゼリーならOK」という許可をもらい、少しずつ飲んでいますが、今のところ問題ないので「慣らし」に少しはなってるかなというのはあります。
さっきA先生と会ったので少し話して(今日の回診は別の先生だった)、ゼリー飲んでも特に問題ないって話をしたら
「一応禁食ですからね。あれは”飲み物”ってことで。」
と。
「カレーも飲み物?w」
「カレーはだめですw」
というくだらないやりとりをしました。(カレーなんて食べるガッツないわw)
前に看護師さんに聞いたら、”飲む”ゼリーとはいっても「液体ではなく個体」と言われたんですけどね。
まあでもこれで慣らしができてるので食事の開始に少し安心感はあります。
さきほど、毎週恒例の教授回診がきまして、おなかの調子がよくなったことを話したら「血も止まったみたいですね」とのことで、それくらいの情報はちゃんとメモで渡されてるんだな。
去り際にA先生が、麻薬もそろそろ終わりって…タイミングがイマイチなんていってるかよくわからなかったけど、昨日からすでに半分量で特に痛みもないので、このままご飯はじめても痛くなかったら終わりにするって感じだったのかな?
いつもように、朝ほかの人が使う前にシャワーを済ませ(4人部屋は部屋にシャワーがあるらしく、逆に個室はトイレと洗面がついてるけどシャワーがないので、意外と共同のシャワーを使う人は少ないっぽいですが)、その前に数日ぶりにコンビニまで行って飲むゼリーを仕入れてきました。
今日は輸血もないしあとはゆっくり。
どうも午後になると眠くなるので少し寝ようかと思ったらラジオ体操の時間。
極力出るようにしてるので、参加してからひと眠りしました。
今日改めて感じたこと。
ここ数日調子のいい私を見ては
「ほんとによくなりましたね~」「表情が全然ちがいますもんね~よかったですね~」
とかって、看護師さんがみんな言ってくれる。
看護師と患者の当たり前の会話のように思ってしまうけど、みんなが口々にそう言ってくれる。
なんていうのかな…抗がん剤治療を一度乗り越えたとはいえ、体験してみたら、もっと苦しい思いしている人ってたくさんいるだろうなと思ったし、生きるか死ぬかから生還した人だってたくさんいる。
そんな中、下血と腹痛や高熱程度から回復しただけでも、それを喜んでくれる。
過酷な勤務シフトで毎日がんばっているのには、やっぱり使命感や日々の患者の回復を当たり前と思わず喜びと思える気持ちがあるからできるんだろうなーと思いました。
さて、先日の続き、診断確定までのお話の続きを書きたいのですが、手元の検査結果と私の記憶が曖昧で…タイミングがあればA先生に確認しようと思っていたのですが…
結論から言うと、急性骨髄性白血病の診断基準というのが以下の通りで…
①骨髄における白血病細胞の存在(WHO分類では20%以上,FAB 分類では30%以上)
②白血病細胞が骨髄系起源であること
③白血病細胞の染色体核型・遺伝子変異解析によって行われ,その後WHO分類に従って病型分類される
私はまだ③の結果が出ていないので、正式な白血病の型?ははっきりしていないのですが、先日の記事に書いたマルクの2日後…
7月のジンクスと診断までの経緯① ー入院21日目ー - 急性骨髄性白血病で人生初の入院日記
結果を聞きに行ったら、骨髄中にいちゃいけない細胞が20%いたので「急性骨髄性白血病」という診断になるといわれたわけです。
私の場合のいちゃいけない細胞というのが、芽球といって未熟な細胞で、白血球系のやつだったそうです。
今週か来週、抗がん剤の効果をみるためのマルク(骨髄穿刺)をまた行うので、そのときにちゃんとデータをもらって詳細はそこで書こうと思っています。