急性骨髄性白血病で人生初の入院〜移植〜再発闘病日記

44歳まで入院経験のなかった私の、急性骨髄性白血病闘病記

臍帯血移植から7日 ー入院③-24日目(通算101日目)ー

また3日連続採血なんですが、昨日は今日よりは体調もまだイマイチだったのとで書きそびれました。

もう週末くらいからかな?ほぼ38℃以上の熱が出てるんですが、これまでにも書いたように、普段37℃以上もめったに出さない割に、熱にはなんだか私強いようで…
今のところ初回治療時が一番高くて40.4℃https://amlm5.hatenablog.com/entry/20210727/1627379470

「水様便~下血」「高熱」「輸血」「麻薬」ー入院10日目~16日目ー - 急性骨髄性白血病で人生初の入院日記

あれから結構たつけど、38℃後半いっても、まあもちろん寝てられるからですが解熱剤使うほどじゃないかなーって感じだったんですよね。

あのときは元が熱高すぎたせいかもしれないけど、解熱剤入れるとめっちゃ汗かいてたのでそれが気持ち悪くてやだなーと。でもそれって悪寒とセットだったのかも。

自分はよくても38℃台が数日続くと体的によくないかなーと思って先生に確認してもらったら、39℃超えてくるとショック状態とかになりえなくはないそうなので、39℃を目安で使うことに、昨夕方38.9℃まであがったので使ってみました。

そうしたら意外と、汗をかくこともなくすーっと頭の重さなどもぬけてすっきりした上にのどの痛みもちょっと軽くなったような…麻薬のレスキュー使ったときより…?

それからは38.3℃くらいで朝と夕方使いました。
やはりのどの痛みが一時的に落ち着いてる感じで、レスキュー使うより、飲み込みたいものがあるときや激痛時使えたらいいかも!
レスキューと違って一日3回までしか使えないけど。

 

とうとう出ました、白血球<0.003 これこそまあゼロってことですな、ほぼ。

(左から、今日←昨日←11/8←入院前)

白血球      <0.003 ← <0.003 ← 0.003  ← 14.8(基準値3.3-8.6)
赤血球      2.09 ← 2.41 ← 2.01 ← 4.34(基準値3.86-4.92)
ヘモグロビン      7.1 ←  7.9  ← 7.0  ←  2.3(基準値11.6-14.8)
血小板       2.0 ←  3.5 ← 2.5  ← 9.3(基準値15.8-34.8)

CRP       26.24 ← 24.42 ← 22.60 (基準値0.00-0.14)

 

黄色い血小板と赤いヘモグロビンの紅白輸血を連日やってますがこの数値です。
あ、そうそう、移植数日後から輸血してますが、すでに新しいドナーの血液型なのです!

まあ生まれ変わるっていうくらいだから、全部入れ替わるので移植は問題ないんでしょうね。

そして、臍帯血ってまさに(ママと)赤ちゃんからいただくんですが、私は兵庫のバンクにとても合ういいものがあったそうで、出生地が変わるとは言いませんが、移植後は体力的にも小鹿のようになると聞いていたし、免疫がすべてリセットされて赤ちゃんの頃から摂取したすべてのワクチン情報もなくなりまさに赤ちゃん状態。
なので、ほんとに

東京生まれA型の45歳のおばさんから、兵庫生まれのO型の赤ちゃん

になるようなものですww

で、その赤ちゃんはママからもらっている超強力な抗体がしばらくあるから、すぐにワクチン打てなくてもなんとかなるわけですが、そんなおまけまでは臍帯血にはついてこないので、そこは45歳のまま。
なので、たとえばコロナやインフル(はもう季節はずれになっちゃうね)は半年はたぶん打てないので、そういう意味でも退院して半年は引き続きむやみにでかけられません。(そんな気力もないと思うけど)

 

退院後といえば、私が「きのう何食べた?」見てたら、看護師さんが「生着して退院されたら映画見に行ってくださいね!」って言ってくれて、実際は上記のこと考えると映画館はいかないと思うけど、他にも色々退院したら食べたいものやおとりよせしたいもの、作りたい料理などメモしていますが、こうやって言ってくれるのってうれしいですよね。
その看護師さんの人柄や言い方などちょっとしたことも相まってなんだからほっこりしました。